2009年6月27日土曜日
芸人
2009年6月25日木曜日
ドンキホーテと道化師
2009年6月23日火曜日
不要の金喰い
(1) 太政大臣、左右大臣、参議及び各省卿の職制を廃し、新たに内閣総理大臣並びに宮内、外務、内務、大蔵、陸軍、海軍、司法、文部、農商務及び逓信の各大臣を置くこと
を元にして、現憲法に残された職業的特権なのだろう。
しかしそんなことはどうでもよい。
いま問題提起しているのは、省を代表する者が大臣であるとの解釈である。
言葉の意味合いから言えば、国民を代表する立場で省に乗り込み、管理掌握するのが大臣ではないのか。
本来の意味を知ってか知らずか、それぞれの省にはトップ職として事務次官なる立場がある。事務次官はまぎれもなくそれぞれの省の最高責任者である。
なのにその省内において、永年に渡って行われてきた不祥事が発覚すると、なぜ大臣が土下座し、辞職しなければならないのか、全く理解できない。
国民の代表として大臣の地位に就いたならば、その職権でもって省内の不祥事を公のものとすることが、職務の遂行になるのではないか。
不祥事が発覚したら、大臣は「わしが暴いた」と胸を張ってればよく、事務次官を足下にひれ伏しさせて国民に謝罪させるべきである。
聞くところによると、民主党が政権を取ったら短期に止めざるを得ないように仕向けると、中央官庁の官僚は言っているらしい。
彼らはちょぼちょぼと不祥事をさらけ出し、その都度大臣を辞職に追い込み政権そのものが維持できない無能集団との工作をしようとしている。
省の不祥事をあぶり出せない大臣ならば、必要がない。
余計な金喰いの特権職なんて権威ばかりで、国会の赤ジュータンよりも意味のないものだ。
大臣は省の代表者として、省内を守る発言をするものではない。
それは姑息な事務次官がやること。大臣は省内の不祥事・国民にとっての不利益をさらけ出すのが仕事である。
なぜなら大臣とは臣(国民)の大(代表)として省を監督する立場にあるからだ。
今夜国交省の事務次官が「公用車購入談合」で謝罪した。当たり前だ!
一番談合の多い公共事業の発注元である国交省自体が、OBの渡り先と談合しているようでは何を信じれば良いのか?
信じるものがバカをみる社会であることを、ことあるごとに官僚は教えてくれる。
「優秀な人材」と讃えられる官僚がごまかしや嘘をつくことほど嬉しいことはない。
それは国民の嘘や誤摩化しを奨励してくれているに等しい。
こんな幸せな国に生まれたことを喜ぼう!
そしてみんなで誤摩化し、騙し合い、楽しく生きよう!
人を騙すほど楽しいことはない!!