マニフェストとは公約である。
政権政党であった自民党は、新たなマニフェストを公表する前に、前の選挙時に掲げたマニフェストについて、その実行を総括するのがスジである。
言うだけなら自民党が民主党を攻撃する言葉を借りるまでもなく、誰でもいえる。
政権を担った政党に継続を願うか、お引き取り願うかは、
次のマニフェストの中身よりも、前のマニフェストの実行、すなわち約束を守ったか否かにかかわってくる。
永く都知事に居座った鈴木俊一は、その席を追っ払った青島幸男が、公約に掲げた臨海埋め立て地開発開発中止を実行しようとした時、「公約とは守るものではない」と公言した。
自民党支配の都知事が「公約は守るものではない」と発言したことを覚えている人は少ない。過ちは「忘れることによって繰り返される」。
今回初めて幾つかの経済団体等が、前の選挙で自民党が公表した公約の検証を行った。
その結果を聞いたヒョットコ総理は、
「各自がそれぞれの基準で判断したこと」と膨れっ面。
第三者が検証する前に自らが総括するのが、まともな人間のやること。
良かったね! またひとつ我々に言い訳の仕方を教えてくれた。
時を同じくして陪審員裁判もスタート。
いつあなたが被告席に座るとも限らない。
死刑の宣告を受けるやも知れない。
そのとき検事や裁判官に向かって、厳かに話そう。
「それはあなたの基準で判断したこと
私には関係ない」
日本をますます住みやすい国にしてくれるヒョットコ総理の
引退を惜しむ
合掌
0 件のコメント:
コメントを投稿