テンツク テンツク
おかめとヒョットコの
お神楽の 始まりだい
と、夏祭り真っ盛り。
祭りは庶民の憂さ晴らしから 始まった。
永田町ではヒョットコが、手ぬぐい冠るのを忘れて、素顔を出してひと踊り。
ま、あの面(めん)てい見れば、お面も手ぬぐいもいらないだろう。
よくもあれほどひょっとこ面(づら)したもんだときた。
おかめは山形や広島出身で、手踊りには慣れていないので、今ひとつ盛り上がりには欠けるが、同じ舞台でひと踊り。
囃子方は笛や太鼓の腕は無く、口三味線で「一致団結」と囃し立て、白々しい不協和音だけが響き渡る。
ヒョットコとは火吹男と書く。
自ら付けた種火を大きくするには、もってこいの人材といえる。
吹けど踊らず...ではなかった、ヒョットコが吹けど火の手が大きく上がることはないとタカを括(くく)っていた町人は急いで消火作業にあたったが、消したと思ったらまた別の場所から煙がたち、気がつけば火の手で町が二つに分断され互いに責任のなすり付け合い。
追い込まれたヒョットコは心にも無いことを口にして反省の体(てい)。
それを見ていた町人は「ソイヤ、ソイヤ」と囃し立て、その音頭に乗っておかめが登場!!
そして言ってくれたネ
「今日のヒョットコは素晴らしい」
なんだこの猿芝居は!
日光の猿芝居だってもっと真面目に観客の心をつかみ涙を絞る。
猿にも劣る猿芝居を演じて、自己満足しているこのバカ面(づら)ども。
開いた口が塞がらないとはこのことだ。
これほど選挙民をバカにした一幕は、神代の昔まで歴史をさかのぼってもないだろう。
一体何のための選挙を行うのか、ヒョットコに聞きたい。
ヒョットコの言動には、仲間に対する形式的な謝罪はあっても、国民に対する謝罪は一言もなかった。
こんなバカな政治屋集団に期待するバカがいる。
「民主党に一度やらしてみても良いと思うけど
できるかどうか心配だから
やっぱり自民党を応援するわ」
何ができるか不安なのか?
自分たちの「地盤」「看板」を守ることができないかも知れないと言っているのか?
バカにはバカの上をいくバカがいる。
なんてね!
真剣に腹を立てると、こちとらが身体を悪くするわな!
そういえば最近ちょっと高血圧気味。
うっかり病気にもなれないわな、たらい回しでこの世とおさらばおさらば。
いやその方が幸せだよって、永田町のヒョットコは教えてくれているのかも知れない。
祭り囃子が遠くに聞こえる。
小さな子どもが山車の上で、面白おかしく振りをする。
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