参議院選挙が終わった。
この二日間各党による総括を見ていたが
それぞれが勝敗の分析を間違えている
自らの間違いを認めようとはしない連中には
人間として最低の評価を下したい
民主党が負けたのは消費税でも菅直人がブレたからでもない
自民党が議席数を増やしたのは、自民党に期待したからではない
みんなの党が一気に躍進したのは当然の理由がある
民主党と自民党、それにみんなの党の候補者を見れば
選挙結果は歴然としている
このブログで選挙前に
「政治家を選ぶとは税金を使う人を選ぶこと」と書いた
民主党も自民党も
税金を使うに相応しい人(マニフェストを実行するのに相応しい人)を擁立していない
言い換えれば言行不一致なのである
自民党が数十年前に宮田輝を擁立して得た得票の夢を追い続けた
古い発想によって
選挙結果を待つ事務所でバク転したり柔軟運動をするような候補者を擁立しり、
懐メロ番組にもお呼びでない昔の歌手が演説の代わりに車の上で歌をうたったりするような候補者を擁立すれば負けて当たり前なのだ
舛添も同じ部類で「裸の王様」を再確認したにすぎない
舛添の何とか党にも政党の要件を満たしているから税金から政治資金が支給されるという
舛添も言行一致をさせるならば国から支給される政治資金は返上すべきだ
選挙では経費削減の一環として議員定数削減を訴えていながら
この金にすがりつくところをみると
いままでここで追求してきたことが間違いでなかったことになる
自らを律することなく人を批判する最低の人物と見た
みんなの党はなぜ躍進したのか
理由は明確である
候補者のすべてが知名度よりも「技」のある人たちで、渡辺党首の方針を実行するに必要な人たちだけが擁立された
三上卓は
「ああ 人栄え 国滅ぶ
盲(めしい)たる民 世に躍る
治乱興亡 夢に似て
世は一局の 碁なりけり」
と嘆いて5.15事件を起こした
今街を歩くと目に映るのは三上卓と同じ様子
しかし選挙民は
盲てはいなかった
援 軍
2 週間前
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