2010年7月18日日曜日

エコカー補助は何のための補助金か

車にはエコカー補助とエコポイントが補助金として用意されている
このエコカー補助は今年の9月末で期限切れとなる

家電から始まったエコポイントによる販売促進に車が加えられたのは
たしか自民党政権のとき金融危機で車の売れ行きがストップし
期間労働者の解雇が相次いだ時に
車の販売台数を伸ばし
自動車製造会社の経営を応援することによって
解雇された労働者を再雇用する土壌を作るのが目的ではなかったのか

国際的に約束したCo2の削減を目的に加えたのは
民主党政権になってからだったはず

この目論みは成功し
車の販売は目標数値をクリアした

しかし「ちょっと待てよ」だ!
この購入補助金は税金から支出されている
税金によって車の販売が援助されたのだ

なのに春には
日産のゴーン社長の年収8億円が話題になった
本人は国際的には高くないとミエを切った
しかしこの業績回復には国債によって補われた税金が使われている

ゴーンが就任して以来数万人の従業員が職を失い
在籍しているものですら減給されたまま

業績が回復したのならば
ゴーンが8億の報酬を得る前に
エコポイントの目的に則り
解雇したまま未だ職のない人たちを
雇用するのがスジのはずなのに
どのマスコミもそれに触れることはなく
ただ報酬が安い/高いだけを論じていた

マスメディアも国民も
何故国債を増額してまで購入の支援金を出しているのか
再確認する必要がある
きっと
期限切れ間際になると
車関係から期限延長の声があがるだろう

それを見越してこの件に言及する

佐世保重工業や来島造船を再建した坪内寿夫氏は
再建を請け負った段階で
食事は一汁一菜それにメザシ3つに甘んじて
従業員と同じ報酬でがんばったという

エコカー補助は何のための補助金か

車にはエコカー補助とエコポイントが補助金として用意されている
このエコカー補助は今年の9月末で期限切れとなる

家電から始まったエコポイントによる販売促進に車が加えられたのは
たしか自民党政権のとき金融危機で車の売れ行きがストップし
期間労働者の解雇が相次いだ時に
車の販売台数を伸ばし
自動車製造会社の経営を応援することによって
解雇された労働者を再雇用する土壌を作るのが目的ではなかったのか

国際的に約束したCo2の削減を目的に加えたのは
民主党政権になってからだったはず

この目論みは成功し
車の販売は目標数値をクリアした

しかし「ちょっと待てよ」だ!
この購入補助金は税金から支出されている
税金によって車の販売が援助されたのだ

なのに春には
日産のゴーン社長の年収8億円が話題になった
本人は国際的には高くないとミエを切った
しかしこの業績回復には国債によって補われた税金が使われている

ゴーンが就任して以来数万人の従業員が職を失い
在籍しているものですら減給されたまま

業績が回復したのならば
ゴーンが8億の報酬を得る前に
エコポイントの目的に則り
解雇したまま未だ職のない人たちを
雇用するのがスジのはずなのに
どのマスコミもそれに触れることはなく
ただ報酬が安い/高いだけを論じていた

マスメディアも国民も
何故国債を増額してまで購入の支援金を出しているのか
再確認する必要がある
きっと
期限切れ間際になると
車関係から期限延長の声があがるだろう

それを見越してこの件に言及する

東芝や愛媛の造船所、長崎の造船所などを立て直した
土光氏は
再建を請け負った段階で
食事は一汁一菜それにメザシ3つに甘んじて
従業員と同じ報酬でがんばったという

2010年7月17日土曜日

竹原信一がんばれ

鹿児島県の阿久根市長は素晴らしい
当たり前のことを当たり前に言い、行動に移しているだけで
独裁者扱いされ悪人扱いされている
舛添のようにパフォーマンスばかり狙う賤しき政治屋の多い中で
竹原信一のまともさは一服の清涼剤

日本が大統領制だったなら
絶対竹原信一を担ぎだして支援するのに
一地方の首長にしておくのはもったいない

みんなで竹原を応援しよう
彼のブログはこちら!
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

多数決イコール民主主義という方程式には誤摩化しがある
どんな状況であっても自分の都合の悪いことには賛成しない

例えば議会のような特権意識を持った人たちの集まりで
議員削減や歳費削減の採決をすれば
その提案は否決されて当然である
自分たちの特権や利益を失うからだ

本当の多数決は
それぞれ違った価値観や利益を享受している人たちが
同じ人数ずつ集まって採決することである

偏った利権の中で改正に立ち向かえば
強権と非難されるが
キリスト教に立ち向かった人たちが魔女や吸血鬼扱いされ
疎外されていったのと同じ

大勢の中での多数が正義と間違えた民主主義にこだわる
公正主義を振りかざす不公正なマスコミが
竹原信一を独裁者に仕立て上げた

民主党の敗北も同じ次元にある
まやかしの正義を振りかざすマスコミにその責任があるのだ
悪の追求よりも新しい政権に「何を期待したのか」
総理大臣よりもマスコミの視点が常にブレ続けているのだ

その期待を完遂させてから悪の追求をするようにしないと
何回政権が変わろうが
誰が総理になろうが
日本は衰退してゆくのみ

竹原信一も直接の交流はないから
その人となりはわからない
しかし彼がやっていること自体は
誰かがやらなければ日本が破綻する要件である

中央や地方に関係なく政治が目的とすべきことは
日本再建

それを地方から始めた竹原信一を独裁者扱いするものは
国家を破滅に導く極悪人である

彼が独善的で自分にとって都合が悪いと思うならば
再建を果たした後追求すれば良い

国民はマスコミの偏った視点に振り回されてはならない
戦中戦後を忘れるな
マスコミは常にご都合主義なのである

2010年7月13日火曜日

参議院選挙勝敗

参議院選挙が終わった。
この二日間各党による総括を見ていたが
それぞれが勝敗の分析を間違えている
自らの間違いを認めようとはしない連中には
人間として最低の評価を下したい

民主党が負けたのは消費税でも菅直人がブレたからでもない
自民党が議席数を増やしたのは、自民党に期待したからではない
みんなの党が一気に躍進したのは当然の理由がある

民主党と自民党、それにみんなの党の候補者を見れば
選挙結果は歴然としている

このブログで選挙前に
「政治家を選ぶとは税金を使う人を選ぶこと」と書いた

民主党も自民党も
税金を使うに相応しい人(マニフェストを実行するのに相応しい人)を擁立していない
言い換えれば言行不一致なのである

自民党が数十年前に宮田輝を擁立して得た得票の夢を追い続けた
古い発想によって
選挙結果を待つ事務所でバク転したり柔軟運動をするような候補者を擁立しり、
懐メロ番組にもお呼びでない昔の歌手が演説の代わりに車の上で歌をうたったりするような候補者を擁立すれば負けて当たり前なのだ

舛添も同じ部類で「裸の王様」を再確認したにすぎない
舛添の何とか党にも政党の要件を満たしているから税金から政治資金が支給されるという
舛添も言行一致をさせるならば国から支給される政治資金は返上すべきだ
選挙では経費削減の一環として議員定数削減を訴えていながら
この金にすがりつくところをみると
いままでここで追求してきたことが間違いでなかったことになる
自らを律することなく人を批判する最低の人物と見た


みんなの党はなぜ躍進したのか
理由は明確である
候補者のすべてが知名度よりも「技」のある人たちで、渡辺党首の方針を実行するに必要な人たちだけが擁立された

三上卓は
「ああ 人栄え 国滅ぶ
 盲(めしい)たる民 世に躍る
 治乱興亡 夢に似て
 世は一局の 碁なりけり」
と嘆いて5.15事件を起こした

今街を歩くと目に映るのは三上卓と同じ様子
しかし選挙民は
盲てはいなかった

2010年7月9日金曜日

還付加算金

 きょうは少し色合いの違った話をしよう。
 あなたは「還付加算金」というありがたい言葉を聞いたことがあるだろうか?

 事業所を経営しながらその他の仕事をしているため
毎年新年を迎えると確定申告の準備に入る。

事業所を経営していると毎年7月と1月は従業員に支払っている給与の源泉税を納付する。
そして決算月の翌月には一年分の消費税を納付する。
その間にやれ自動車税だ、都市民税だ、法人都市民税だ、となんだかんだと納税ばかりしている気分だ。
そして納付が1ヵ月以上遅れると督促状が届く。
そして延滞金が加算されてくる。

やれやれまったく嫌になるな.....と思っていた。

昨年の確定申告も毎年と同じように
開始と同時に郵送で済ませているので
いつもならば3月の中旬には源泉還付金が振り込まれてくるのに
今年は4月になっても何の音沙汰もなし。

こちらからせっつくのも、余計な話になると面倒だからと
そのままにしておいた。

そして5月が過ぎ6月に入っても何も連絡がないので
こちらから所轄の税務署へ電話で確認してみると
お客様のご住所を教えてくださいと言われた。
税務署に「お客様」と言われるのはなんとも落ち着かない。

そして折り返し電話が架かり、
「必要書類が足りないので更生手続きに来てください」とのこと。
手続きを済ませたが、それからまたしばらく音沙汰なし。

また電話で「更生手続きは通ったのか否か聞いてみると、
「お客様へ折り返し連絡を入れます」ときた。
毎度毎度お客様呼ばわりは、本当に気恥ずかしい。

そして「15日に更生手続きはOKになっていますのでしばらくお待ちください」とのこと。

6月末になっても還付の振込通知は届かず、とうとう7月になった。

徴収する時は一日遅れても追徴金を請求されるのに、
還付の時はどんどん先送りするとはけしからん!
ダメ元だから還付延滞金を請求してやろうと考えていた矢先、
やっときょう、税務署から「国税還付金振込通知書」なるありがたい書簡が届いた。

中を確認してみると、更生手続きによって把握している還付金よりも多い金額が刻印されている。
その頭には「還付加算金」と書かれていた。
なんとその金額は還付金の1.3%にもなるのだ。

そこで税務署に「還付加算金」とは何ぞやと確認してみた。

「お客様にお戻しする期間が延びたための金利だと理解してください」とのこと。
そして
「今年の確定申告で「雑所得」に入れてください」と言われた。

還付延滞金を請求しようと振り上げた手は、どこへおろせばよいのか.......


こんなにたくさんの金利を付けてくれるなら、1年先でも良かったのに...と電話を切ってから「お客様」は独り言!

2010年7月3日土曜日

相撲とNHK

相撲の世界では勝負の勝ち負けに金が賭けられている。
これは公然の行いとして行なわれてきた。
懸賞金の名目で勝ち名乗りを上げた者が土俵上で受け取っている。
胴元は分け前を受け取る協会である。
こうした中で暮らしている者は、金をかけて遊ぶことを悪いとは思わない。
土俵の上であろうが遊びであろうが、勝った者が儲け、負けた者は支払うのが常識となっている。
だからいくら追求されようとも、金をかけて遊ぶことを悪いとは思わず、協会もはっきりした断罪を下そうとはしないのだ。
ま、期待する方が間違っている。
相撲界にいれば、理事長以下全員何らかの形で手を染めているのだから。

事なかれ主義のNHKは名古屋場所を中継する是非を国民に問うた。自分で判断することを逃げるNHKらしい処し方だ。60%以上が中継に反対したらしい。
こんな当たり前のことも「皆様のNHK」は判断できずに、まだ結論を先延ばしにしている。


中継の是非を問うた結果を聞いた協会の理事は、
「高齢の祖父が寂しがるから中継を止めないでくれ」という投書がきたと話し、涙顔を演じてみせた。
場所の中止を迫られた別の理事は、
「多くの人たちがかかわっておりその家族の生活に影響する」から開催をしたいと言った。

よくもこれだけ無責任なずるい考えが浮ぶものだ。
「視聴者」やかかわる人の「家族」を思いやるなら賭博やバクチは「やってはいけないこと」。

やってはいけないことを「視聴者」や「家族の生活」を無視して何十年も続け、バレたからと言って今さら第三者を思いやる素振りをするとは、チャンチャラおかしいのは通り過ぎて腹が立つ。
こういうのを「浅知恵」という。


昔から、相撲の興行に地元のやくざはつきもの。
今更のように、ヤクザとの関係をとやかくいうのは偽善的。

野球賭博の胴元がヤクザだというのが理由で、不承不承に処分したり中継の是非を問うのも偽善的。

宝くじのように胴元が自治体で集めた金で私服を肥やしている官僚のほうが、よほどあくどく社会のダニといえる。
なぜって?
ヤクザは「悪」を売り物にして悪銭を稼ぐ正直者だが、官僚は「正義」を売り物にして悪銭を稼ぐ極悪人だからだ。


文部科学省も「国技を守る」という偽善をやめて助成金を廃止することだ。
甘やかすとろくな人間にならないのは、今も昔も同じこと。

力士を立ち直らせるのは先ず、懸賞金を廃止すること。
そして賭博に無駄金を使わないよう報酬を会社員並みにすること。
そして浮いた資金で、引退後の力士の生活を保障することだろう。

また何より、中学を卒業してから花札賭博の中で暮らして成長し、一般社会の常識やしきたりを理解していない連中が集まっている協会を解体することである。

NHKもそろそろ、自分で是非をはっきりとする大人になったほうが良い。
あ、NHKも「甘やかされているろくでもないモノ」の代表格だった!

参議院選挙 2

前回で記した政治家の仕事もわからない政党が、選挙で勝とうと自己アピールを繰り返す。
自民党の谷垣は「日本の景気を立ち直らせてナンバーワンに」と声だかだ。
じゃ、なんで政権を持っている時にやらなかったんだ。
民主党に何かあると「我が意を得たり」とばかり責め立てるが、
すべて自民党が何十年もの間やってきたこと。
自民党は何を言おうが、「あんたに言われたくない」ことばかり。

信用を回復し集票したいならば、自らの失敗や悪政を認めること。
核持ち込み密約や民主党政権になって暴かれた多くの悪政を認め、「こうした失敗の原因はここにある。これがわかるのは悪政を繰り返してきた自民党だ。失敗から得た知恵を活かして修正するチャンスが欲しい」といえば、少しは期待できるだろう。
自民党がこのように考えるならば
核密約を隠してノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作の遺族に対し、国民への謝罪と平和賞の返還を迫るべきである。

嘘つき総理大臣は日本国のみの問題であるが、その嘘でノーベル平和賞を受賞したのは世界に対する裏切りであり、諸外国に対する日本国民の恥である。

小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す」といって前の衆議院選挙を戦った。
その言葉通り、それ以降自民党は崩壊に向かっている。
しかし、
その息子は自民党の顔に祭り上げられている。
国民をバカにするにも程がある。


民主党は政党内の権力争いに選挙を利用しようとしている。
我々はどの政党を選ぶか、その権力に加担するかを決めるために選挙にいくのではない。
「税金を託す人」を選ぶためにいくのである。

「たちあがれ日本」が旗揚げしたときそのメンバーを見て「立ちくらみ日本」と思った。
彼らも老人だけではなくわかものの賛同も得ていると大見得を切ったが、その若者とは
股ぐら膏薬の杉村大造(字が違うかもしれないがどうでもよい人)。
こちとら、「金を集めて自民党に献金したのにコケにされている」と嘆くようなご仁に税金を預けるアホチャイマッセ!

前回の参議院選挙で300万票集めたと思い上がり、次期総理のアンケートで一番になったと有頂天になっているドングリ目のご仁も日和見主義者。
自分の損得だけで行動する。
お遊びのアンケートで一番になって、これが国民の本心だと思い込んでいるのは
まさに日本のドンキホーテ。

時代錯誤の共産党、これまた「股ぐら膏薬」の公明党。

その他何があったっけ?

巨人の監督になれなかったから立候補すると公言する中畑や仕事のオファーが来なくなったからと立候補する連中が目白押しでは
アホらしくて選挙にいく気がしない。



 ●民主
 円より子(現職、評論家)▽喜納昌吉(現職、歌手)▽有田芳生(ジャーナリスト)▽池谷幸雄(元体操選手)▽岡崎友紀(女優)▽桂きん枝(落語家)▽庄野真代(歌手)▽谷亮子(柔道選手)
 ●自民
 神取忍(現職、プロレスラー)▽田島美和(女優)▽堀内恒夫(元プロ野球選手)▽三原じゅん子(女優)
 ●国民新
 江本孟紀(元職、元プロ野球選手)▽敏いとう(作曲家)▽西村修(プロレスラー)
 ●社民
 福島瑞穂(現職、弁護士)
 ●たちあがれ
 中畑清(元プロ野球選手)
 ●みんな
 江口克彦(実業家)▽舘信秀(元レーサー)▽真山勇一(元報道キャスター)
あなたが納めた税金を
「この人になら預けたい」と思う人がいますか?
いなければ投票してはいけません

国民全員がこの選挙に参加し、全員が白紙投票によって拒否の意志を明らかにすれば
少しは変わるかもしれない

2010年7月1日木曜日

選挙

間もなく参議選が始まる。
誰に投票しようかと考える人、どうでも良いと無関心な人。まさに人様々。

「誰に投票するか」って、何のため?
政党は人気投票のように思っているのだろう。訳のわからない著名人を担ぎだして票集めに躍起。
「何のため」に投票するのかって聞くと、日本の将来を担う人を選ぶためって答えが返ってくる。
政党の票集めも、日本の将来を担う人を選ぶのも、大きな間違い。

政治家の仕事っていうのは
我々の納めた税金を使うのが仕事。

ってことは選挙で選ぶのは
「この人に税金を使ってもらいたい」と思う人なのだ。

納めた税金が票集めのためにバラまかれて良いのか?
使い道より集めることの是非を訴える政党に投票して良いのか?
悪政は酷税を強いて国を滅ぼす。

これすらわからない日本人はアホとしか言いようがない。
アホが投票するからアホが当選する。
アホは税金の使い道なんて考えない。

考えることは唯一、次の選挙でも当選すること。
そのために
税金をバラまく。

選挙とは
税金の使い道を決める人を選ぶのだということを肝に銘じて欲しい。
政治家も官僚も
国民から預かった税金で生きていることを改めて自覚すること。

憲法にうたわれている
「すべての公務員は国民の下僕である」と。
下僕を選ぶのが選挙。

選ばれた下僕はその日より先生と呼ばれてふんぞり返る。
後ろに倒れないように支えているのは
物乞いをする乞食と同じ精神で税金をぶんどろうとしたたかに様子をうかがう連中。

井戸塀政治家と言われた人がいた。
この人は政治家を引退する時には井戸と塀しか残っていなかった。

復活

数ヶ月休んでいたブログを復活させます
今後ともよろしく!!

2009年11月12日木曜日

タバコ税

 民主党が政権を取りどのように変革が始まるか、ブログを更新せずにしばらく様子をみていた。
 ことの是非はさておいて、政治が変わろうとしていることは実感する。しかし予算の削減もほどほどにして増税を口にするのは努力が足りない。

 そのやり玉にあがったのがタバコである。
 元々タバコには税金がかけられていなかった。しかし明治政府は日清戦争の戦費を捻出するためにタバコや味噌など、庶民の嗜好品に課税したのである。
 タバコ税は今で言う期限立法として、戦費調達を目的としたのである。
 しかし日清戦争が終結しても課税は廃止することなく、まもなく始まった日露戦争の軍事費としてその税は課税され続けた。

 今でもそうだが、一度国会を通ってしまえば後は知らぬ間に期限延長を繰り返し、期限切れを理由に課税が廃止されたことはないが、タバコ税に関しても同じように意味もなく課税され続け、課税されて当然のような意識すら生まれてしまってきた。

 ことあるごとにタバコと酒は増税の対象として取りざたされるが、この2品目は似ているようで実は顧客が相反する立場にいる。
 酒は貧乏人も金持ちも好むが、貧乏人と金持ちとは飲酒する種類が明確にわかれている。しかしタバコは金持ちと貧乏人との品に大幅な格差はなく、喫煙者の割合はセレブよりも庶民の方が圧倒的に多い。
 ということは、タバコ増税は不況で生活苦に追い込まれている人の最期の楽しみも与えない政策だといえる。

 健康のためといかにも増税ではなく国民の健康を気遣っているようなマヤカシの言葉が耳障りだ。
 健康で長生きを願っているならば、長生きできる生活を保障する年金の支給を誤摩化さずにすることの方が先決。
 
 やるべきことを誤摩化しつつ、長生きされると保障がついていかない財政から老人が住みにくい社会を構築しつつ、「国民の健康」を口にするとはおこがましい。

 20年前、タバコの売上は3兆円あった。税金が約70%だから、2兆1千億円の税収が確保されていた。しかし禁煙運動の影響で売上は落ち続け、今では2兆円の売上で1兆4千億円の税収になってしまった。
 それを国民を誤摩化して倍の価格で販売すれば、また税収が戻るであろうと目論んでいるらしい。まさに机上の空論とはこのことである。

 私は喫煙者だが、喫煙者であっても他人の煙は好きではない。
 まして非喫煙者ならば、余計嫌なものであることはよくわかる。これは礼儀作法の問題で、タバコの売価を上げれば煙の害が少なくなるというものではない。

 みんな本筋から目を背けて、誤摩化しの手法を正当化しようとする。

 日本人の多くは今や、収入も減り食事にも事欠いている貧乏人が大半を占めている。
 その国民のささやかな楽しみを奪う事なかれ!

 長生きすればするほど生きづらい社会を放っておいて、健康を願っているフリをするな。
 本心は生産力ではなくなった高齢者は早く社会から消えて欲しいと思っていることぐらい、官僚より頭の良い庶民は察しがついている。
 早く死にたくて身体に悪いと諌めているタバコを100本口にくわえても、自殺はできない。
 車の排気管は、1本くわえるだけでおサラバできる。

 タバコの害を訴えている官庁の周りには、官僚が乗っている車が何百本も、
 排気管からガスを吐き出している。

 
合掌!

2009年10月10日土曜日

知事会という卑しき集団

 
 イギリスでも政権交代がなされるらしい。
 次の政権を担う党首は言った
 「労働党の残した債務を繕わなけらばならない
  そのために国民全員がその任を負う
  公務員も一定以上の給与を得ているものは
  減額する」

 日本に例えるならば
 「自民党が残した多額の債務を減らさなければならない
  そのためには火急を要しない外郭団体は解体し
  公務員の給与も減額する」
 となるだろう。
 
 昨年末から今年の年頭にかけて準備された企業のセイフティネットともいうべき融資が、中小企業を対象に用意された。計画性のないその場しのぎの政策である。
 「一息つきたい」と多くの企業が借入をおこした。
 しかしこの借入は、返済計画のない借入であり、返せる充てのない借金を増やしたにすぎない。
 「一息つけた」としても、どうやって「二息目をつくのか」余計の心配をしていた。

 好きではない政治家のひとり、亀井静香は返済の延期を決めた。
 しごく当たり前のことで、このまま放置すれば、間違いなく「倒産」「夜逃げ」「自殺」が増えただろう。銀行は抵抗したが、このままでは貸し倒れが多発することは目に見えており、返済延期は銀行が喜ぶべきである。

 いや不良債権化したらまた税金で国が救ってくれると考えているのかもしれない。
 しかし今つかわれている国のお金は税金ではなく、全額借入金である。
 歳入よりも多い支出を繰り返すのは、全額借入金を使っているのだ。

 国の財政を立て直すことが、あらたな政権の大きな仕事である。
 なぜなら長期政権の腐敗部分をあぶり出し、修正するのが政権交代の一番の目的だからだ。

 財政を立て直すには、国民の「たかり精神」をなくさないと無理である。
 給付されるお金がなくなったとしても、それは「痛みを分け合う」ことにはならない。
 国民総てが「給付」や「保障」を求めないことだ。

 全国知事会が開かれた。
 千葉県知事になったアホ健作や宮崎県知事のそのまんまが正義面をして、交付金や公共事業が廃止になることを責めていた。
 こうした発言、発想が前アホウ総理のいう「さもしい」行為なのである。

 あきらかに国が借金をしている財政状況がわかっていながら、「金くれ」と言い続けるのは「アホ」以外の何者でもない。
 知恵ある者ならば、有るものでやりくりするのである。
 自らの思考のなさをあらわにして「さもしい」発言を続ける全国知事会とは
なんという「卑しき集団」なのか。

 これでは日本は消え行くのみ........
 

2009年9月30日水曜日

面従腹反

 政権が変わってまもなく1ヵ月になろうとしている。
 「何ができるか」ではなく、「何が変わるか」を注目していなければならない。
 評論家と称する人たちは「できる」「できない」と議論を交わしているが、国民が願ったのは変革である。ならば、「できる」「できない」ではなく、「どうすればできるか」という議論をすることが大人だろう。
 自民党は新たな総裁を据えて政権奪還を目指すという。切磋琢磨するのは良いことだ。しかし自民党は党内にある諜報機関を使って民主党のスキャンダルを探し追求する方針らしい。国民の期待に応えようとする民主党の動きを阻止しようとすることになる。
 見方を変えると、国民の期待そのものを阻止することだ。国民が望んでいることが理解できなくて政権奪還できると思い込んでいること自体、古き体質から変わっていない証だ。
 散々スキャンダルにまみれ誤摩化してきた政党が、何をか言わんやである。
 他党のあら探しをする時間とゆとりがあったら、その諜報機関を活用して国民の願いをまとめなさい。それを実行するというならば復権のチャンスはあるだろう。

 自らが悪いために破れたと理解せず、民主党が人気があったから負けたと思っているから「顔」を変えれば復権できると短絡的にしか考えない。その結果が谷垣総裁となり、旧態然とした事なかれ主義政党のままだ。

 JR西日本が事故調査報告書を事前に入手し、国民を誤摩化す工作をしていた。事故をおこした当事者と調査機関が同じ穴の狢(むじな/たぬき)ならば、起きるべきして起きた不祥事。最初から襟を正す考えなんてなかったんだ。
 当事者は頭を下げた。「二度とこんなことが.....」。
 数日後同類の誤摩化しが発覚した。
 当事者は頭を下げる。「二度とこんなことが.....」。
 何度目が二度目なのか、これが腐敗した政治と官僚、政府系会社の構図である。

 こうした態度を面従腹反という。
 マスコミの取材に対して殊勝な態度を見せていても、腹の中では「何が悪い!」と思っているから、同じ言葉を何度口にしてもその場だけ。

 芸の無い芸人と呼ばれる連中がテレビの画面で騒ぎまくる。クソ面白くもない内容で放送を続けるのは「省エネ」を訴えているマスコミの言葉に反する。
 そんな連中は早く画面から消して、「ごめんなさい」番組をつくれば良い。
 毎日毎日誰かがどこかで「ごめんなさい」を繰り返している。
 それだけで十分番組が構成できる。彼らの「ごめんなさい」をランク付けしよう。
 面白さと正直度をランク付けすれば、ニュースの「ごめんなさい」も
もう少し楽しくなるだろう。




2009年9月9日水曜日

いやしき沈黙

 民主党はアメリカ一辺倒ではなく、近隣との友好を外交の柱にしようとしている。
 「遠くの親戚より近くの他人」というが、近隣諸国は肉体的にみて「近くの親戚」であることは間違いない。
 敗戦後64年間、日本はアメリカの占領下にあり続けてきた。
 政権交代によって、やっと独立国家を目指すことができるのだろう。外交の基本は敵対するのではなく「対等」であるべきだからだ。

 近隣諸国と仲睦まじくしてこられなかった理由は、戦争にあった。
 敗戦によって孤立化した日本の弱みに付け込んで、アメリカがチョコレートとチューインガムと一緒に「優しい言葉」を投げかけ、日本は孤立化した不安から自分を誤摩化すために、その言葉を後ろ盾にして、国際社会で存在価値を築こうと、なりふり構わずアメリカに媚を売り続けてきた。
 民主党政権の追求を待つまでもなく、「非核三原則」の誤摩化しも、知る人ぞ知る周知の事実である。これもアメリカに媚を売ってきた一つなのだ。
 この件に関して言えば一番の問題は、国民を誤摩化し、世界を誤摩化しながら、「非核三原則」に貢献したとしてノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作の存在である。

 世間を誤摩化しながら、いかにも「平和の使者」と振る舞った佐藤栄作にたいし、厚顔無恥な嘘つきとして大いなる恥を感じる。遺族はノーベル賞の返還を申し出ることが多少の罪滅ぼしといえる。

 権力者は国民を騙し、利用し続けてきたのだ。


 NHKテレビが3回にわたり、水交会(旧日本海軍の親睦団体)の反省会(戦争の原因、責任を話し合う)における記録テープを公開・検証した。
 出席者は将・佐クラスなど軍令部のトップや、その周りにいた人たちで、この反省会は131回にわたって開かれている。

 私は敗戦処理で、どうも腑に落ちないことが幾つかあった。
 それは、
 極東軍事裁判で絞首刑になったのは陸軍だけで海軍関係者が一人もいないことと、B・C級戦犯(命令に従い実行した者/A級戦犯は命令者や作戦責任者)として死刑になった人が多すぎることであった。

 その疑問がこの反省会の記録テープから明らかになった。
 そこには、
 海軍のトップが責任を陸軍に押し付けたことやその手法、前線における事件は上層部が指示していないことにするための証拠隠滅方法などが、こと細やかに証言されていた。
 またその誤摩化しを裏付ける証拠の文書も見つかっていた。
 敗戦後責任逃れを目論んだ海軍の主導部は、前線における事件はすべて当事者が勝手におこなったこと、特攻隊は命令したことはなく、すべて隊員が自発的に行ったと、否定したことが記録に残されている。

例えば、
 水戸海軍少将は捕虜の虐殺を口頭で指示したが現地の責任者が「そんな重大なことは文書がないと実行できないと拒否した。そこで渋々命令書を作成して実行させたことが軍事裁判で審理された。
 出席した水戸少将は「これは誰かの偽造である」と反論し、自らは逃れ、命令に従った兵士が死刑になった。
 「あれは水戸少将の偽証である」と裁判での作戦を担当した元大佐の証言 等々。

 私はB・C級戦犯として処刑された多くの人たち、また特攻隊員として死に赴かされた少年たち多くの、最後に残した手紙(遺書)を見ている。
 軍令部の幹部が責任を逃れ、生き残るために彼らは騙された。
 反省会に出席して過去を暴いた指導部にいた連中はみな、90前後まで生きている。

 軍関係者や政治家が靖国の森に参詣するのは、騙した若者に対する罪滅ぼしなのか。

 この反省会の記録テープで新たな事件を知った。
 中国さんとう島(香港の南側に位置する)に日本軍が航空基地をつくるとき、邪魔だと言って島民約1万8千人を虐殺したという。この事件は知らなかった。
 その現場に立ち会った大井元大佐の証言は生々しく、死臭が画面から漂う気配すら感じた。

 出席者の一人は言った、
 「なぜ日本人があそこまで残虐になれたのか
  戦争とは恐ろしい」

 「戦争の事実を語ってはいけないと
  箝口令が敷かれていた
  それを守ってきたこの半世紀の沈黙は
  いやしき沈黙であった」

 そのいやしき沈黙が破られた今、日本はアメリカの占領政策から脱却しようとしている。


2009年9月4日金曜日

敗軍の将自己弁護に徹す

 古人曰く
 敗軍の将多くを語らず

 自民党が敗れた。民主党に敗れたのではなく、自らの驕りに敗れたのだ。
 今回の選挙は無血革命と言っても言い過ぎではないだろう。

 自民党の立候補者は「お願いします」「国政の場にいかせて下さい」と繰り返し土下座する。民主党の候補者は、何をやりたいのか、それをやらせて欲しいと訴える。
「土下座して横を向いたら舌を出し」狂歌でもあるまいに、こんなことを繰り返して当選できると思っているのが、社会が見えていない証。
 案の定土下座した山崎や野田は落選した。選挙民が拒否した人を当選させる比例制度は選挙を否定した反民主主義である。

 自民党の総裁は選挙期間中も自らの不徳を顧みること無く、敵陣を罵り続けた。テレビで自民党のコマーシャルが流れる度に票が減っていったという。
 その総裁、選挙に負けても相変わらずヒョットコ顔で、自己弁護と正当化を繰り返した。
 女々しいかぎりで見るに耐えない。

 明治維新で活躍した西郷隆盛は言う
 「天の道(正しい政治)を行う者は
  天下こぞってそしっても屈しない
  その名を天下こぞって褒めても
  奢らない」

 「天を相手にせよ 人を相手にするな
  すべてを天のために成せ
  人をとがめず
  ただ自分の 不足を顧みよ」

 末代までも名を残す賢人と、青筋立てて自己弁護を繰り返すこの人間性の違い。
こうした人物が日本の政にかかわっていたことは
歴史に残る「恥」である。

 マスコミも面白おかしく政権交代を取り上げるが、
不安をほじくるのではなく、可能性を期待しなければ
いつまでたっても本当の民主主義は育たない。
 まるで昨今の報道番組をみていると、若い政治が育つことを否定しているようにすら感じる。
 ここぞとばかりにマニフェストの実行力を批判しているが、政権が交代することによって得られる一番のメリットは、「隠されていた膿」が吹き出ることだ。

 企業において人事異動をなぜ繰り返すかというと、「不正や未処理」を未然に防ぐためである。
 これは政治においては最も必要とされる浄化手段であるはずなのに、その期待に触れたコメントは聞かれない。

 アメリカが一斉に警戒するコメントを出した。
 日本が当たり前な国家になろうとしている現れである。
 今までのように占領政策の延長ではいかなくなったから、北朝鮮などを引き合いに出して脅しにかかっているのだ。
 
 アメリカの文化、音楽、映画によって育ってきた世代として、アメリカは永遠の憧れである。アメリカ人の友人も大勢おり、訪米する回数も多い。しかしその政策は黙認することができない。

 若者はミスがあって当然。失敗を繰り返して成長する。
 政党も同じで、ミスを追求してばかりいたら、その目は育たない。

 小沢の影響についてとやかく言われているが、小沢が主導して何が悪いのか?
 個人的には好きではないが、選挙の大勝は「小沢なくして」可能であったかとなると、疑問である。
 誰の影響力が秀でていても、そんなことは関係ない。
 大切なのは、誰が牽引したにしろ、日本が変われるか否かなのだ。


2009年8月28日金曜日

上杉鷹山に学べ 4

「施して浪費するなかれ」

③で記したような人事で行政改革に着手した鷹山は、同時に財政の立て直しのために、産業改革にも取り組んでいた。
 ポイントは二つ、「領地に荒れ地を残さないこと」「民の中に怠け者を許さないこと」である。そして奥向き費用(自らの給与/生活費)は再び50両の削減を行い、浮かせたお金を産業推進のために充てた。
 若き藩主は、
「わずかな資金でも長い間続けるならば巨額に達する」と言い、他界するまで50年間やり通した。(逆の言い方をすれば、今の政治のように無駄金を使い続ければ、長い期間には巨額に達するのである)

 鷹山の倹約はケチではない。
 「施して浪費するなかれ」(財政立て直しに必要なところには投資し無駄遣いはしない)に徹していたのである。

 そして社会と道徳の改革も行った。
 東洋思想の美点の一つは、経済と道徳を分けない考え方にある。
 「賢者は木を考えて実を得る
  小人は実を考えて実を得ない」
 武士も農夫も共に従わなければならない「人の道」に導いた。

 こうして枚挙にいとまが無い多くの努力を繰り返し、国を再生していったのである。

 あと数日で衆議院選挙の投票日を迎える。
 代議(国民の代理として)を選ぶ日であるが、選ばれた人は代議ではなく代党となって、民の声が届かなくなってしまう。

 その中でも少しでも将来に希望を持てる国にするために、誰かを選ばなければならない。
 その基準に鷹山の取り組んだ改革が参考になれば良い。

 最後に鷹山の家庭観を記しておこう。
 「自己を修める者にして
  はじめて家を治め
  家を整える者にして
  はじめて国を統治できる」


(この項は内村鑑三著「代表的日本人/英文」を和訳した鈴木範久の原稿を出版した岩波文庫から引用・参照しています)

2009年8月26日水曜日

前の衆議院選挙で自民党は勝っていない

 前の衆議院選挙で自民党は大勝したといい、その後二院制を否定するかのごとき行動をとり続けたが、この選挙で自民党は勝っていない。
 勝ったのは「自民党をつぶす」と言った小泉純一郎である。
 その「自民党をつぶす」という言葉に、新たな資本主義政権の出現を期待した有権者が投票したのであり、あの得票数は「自民党よさようなら」という国民の意思表示であった。

 しかし、その小泉純一郎も任期を全うすること無く首相の座を下り、続く阿部や福田など短期で投げ出す首相が続いて、国民は無責任と言った。そしてバカな輩は、もう一度小泉を!と言い出した。小泉なら選挙に勝てると思い込んでいる。
 自民党をぶっ壊すことをうたいあげて集票した人物を自民党の顔にすれば自民党が勝てると短絡に考える者をバカといってなにが悪いのか?

 無責任宰相のトップは小泉なのである。
 自民党をぶっ壊し、新たな資本主義政権の出現を期待した国民の期待を裏切って何の責任も感じていない。
 
 今年の前半は「バカ」がブームだった。
 テレビの高視聴率番組は「バカ」を寄せ集め、その「バカさ」に冷笑した。
 その代表がヒョットコ首相だった。

 ヒョットコが表舞台から去ると同時に「バカ」ブームは消えるだろう。
 やはり人間の魅力は、
 聡明な頭脳と相手を思いやる優しさだからだ。

上杉鷹山に学べ 3

(上杉鷹山に学べ 2の続きです)

 善政を行うには優秀な人が必要である。官僚の渡りを禁止したり規律をきつくすると優秀な人材が集まらないという輩がいるが、こうした目的を餌として集まる人材は、何に対して優秀なのか理解に苦しむ。
 鷹山は優秀な人材をどのようにして集めたのか、以下に記す。


 適材適所なくして善政は布けない。
 能力のある人材に対しては、乏しい財政から惜しみなく手当を支給した。
 その立場は3つあり、ひとつは郡奉行(地方自治体の首長)であり、彼らに対して次のように指図した。
 「赤ん坊は自分の知識を持ち合わせていない
  しかし母親は子の要求をくみとって世話をする
  それは真心があるからである
  真心は慈愛を生む
  慈愛は知識を生む
  真心さえあれば不可能なものは無い

  役人は民に対して母のように接しなければならない
  民を慈しむ心があなたにあるならば
  才能の不足を心配することはない」

 今でいう学歴よりも人間性で優秀か否かを見極めたのである。

 第二の役目は教導出役(民を教育する立場)であった。
 彼らには、
 「地蔵の慈悲を持ち
  心には不動の正義を忘れるな」

 教育の無い民を治めるのは手間がかかり効果もあがらないと言って、すべての人々に「生命と温かい血を通わせた。
 だが教育も規律を欠ければ効果が上がらない。

 そこでみっつ目の役目は廻村横目(警察制度)を制定。
 「警察である廻村横目は
  閻魔の正義、義憤を示し
  心には地蔵の慈悲を失うな」
と指示した。

 この制度は5年間、何の妨害も受けること無く機能し、領地には秩序が現れはじめ、絶望視されていた社会にも回復の希望が蘇ってきた。
 しかし、
そこへ最も手痛い試練が訪れた。
 保守派が台頭してきたのだ。旧態にそのまましがみつく人たちで、改革にはどんな形でも反対する連中である(現代の官僚たちと酷似している)。

 彼らは若き藩主に詰め寄り、新体制の即時撤回を求めた。
 しかし鷹山は彼らには答えず、その判断を領民に求めた(現代でいう選挙に問うのと同じ)。
 民の声は改革を求めていた。
 鷹山の腹は決まり、反対する重臣7名を呼び言い渡した。

 5人は所領の半分を没収し無期閉門(給与を半額にして自宅待機)、首謀者の二人は武士の作法に従って切腹を言い渡した。

 こうして保守派と不平派は一掃され、藩政は大きく好転しはじめた。

 続く

(この項は内村鑑三著「代表的日本人/英文」を和訳した鈴木範久の原稿を出版した岩波文庫から引用・参照しています)
 

2009年8月25日火曜日

上杉鷹山に学べ 2

 (上杉鷹山に学べ 1 の続き)

 17歳で九州の秋月家から上杉家に養子に入った鷹山は、破綻している財政の立て直しのために一生を費やした。
 権力者とその子弟たちが特権階級に甘んじ、その結果部下や領民に対する義務も、自分に力と富が与えられている訳も忘れてしまっている時代である。(今と全く同じといえる)

 人間は変革に対しておのずと抵抗するものである。しかし若き鷹山は変革を成し遂げなければならなかった。それ以外、領民を救済することは不可能であった。
 (すぐに増税を考えるのは鈍らな治世者である)
 しかし変革は他人を待つのではなく、まず自分から始めなければならない。
 財政は最初に解決を迫られる問題であった。
 少しでも秩序と信頼を回復するのは極度の倹約しかない。

 藩主自ら家計の支出を1050両から209両に切り詰めた。(給与を約5分の1にした)
 奥女中も50人から9人にして、食事は一汁一菜にした。
 家来たちも倹約をしなければならないが、鷹山自身とは比較にならない程度の倹約であった。
 家来(官僚)の手当(給与)も半分に減らし、実現した余剰金は積もり積もった負債(国債)の返済に回していった。

 この状態を16年続けることによって、負債の返済を終わらせた。時に鷹山33歳である。
 しかしこれは、まだ財政改革の消極的な面に過ぎない。
 「領民の幸福は治者の幸福である」
 「統治を間違えておきながら領民に富を期待するのは
  キュウリのツルから茄子の実を期待するのに等しい」
と、領民の財政が豊かになるよう着手した。

続く

(この項は内村鑑三著「代表的日本人/英文」を和訳した鈴木範久の原稿を出版した岩波文庫から引用・参照しています)

2009年8月24日月曜日

犯人は学校

 また名古屋でいじめを苦にして中学生が自殺した。
 灯油を被っての焼身自殺である。
 遺書から、いじめを苦にしての自殺であることがわかった。

 しかし、学校は記者会見で、
「いじめを受けていたという事実は現段階では把握していない」と発言した。
しかし昨年11月頃、少年の母親から相談を受けた学校は調査した結果、嫌がらせを受けていたことを把握している。

 毎回いじめで子どもが死ぬ度に、学校は責任逃れのために場当たり的な嘘をいう。

 今回の記者会見での発言には、ふたつの「教師の資質に欠ける」部分がある。
 まず、「把握していない」というのが正しかったら、学校における監督責任を追求しなければならない。
 学校は校門で世間と仕切られ、保護者ですらも勝手に立ち入ることはできない。
 そうした状況下でありながら、なぜ子どもを学校に預けているのかといえば、教師が責任を持って監督・保護を行うと信じているからだ。

 その保護者の信頼を裏切って平気な言葉が「把握していない」。
 ならどんな目で、校内を管理しているんだ!

 昨年嫌がらせを受けていたことを知りながら「いじめの事実は把握していない」と発言するのは、いじめた学生に対し「君たちの行為はいじめじゃないよ」と認知していることになる。
 何度も何度も、毎年毎年、学校関係者は
こうしていじめの行為者に対して「いじめじゃないよ」と認知を繰り返してきた。
 学校関係者だけでなく教育委員会も文部省も、いじめを認めないということは、その行為自体をいじめではないと認知していることになる。

 こんな繰り返しでいじめがなくなる訳が無い。
 自分さえ良ければという「事なかれ主義」が
 また幼い命を無駄にしてしまった。

 少子化対策で金をまくより、今ある命を守ることを
真摯に考え行動に移さないと、
幾ら税金使って赤ん坊を増やしても、何の意味も成さない。

 「夢のある将来」
 「希望を持って」
 若者を叱咤激励する言葉は巷に氾濫する。
 どんな言葉をかけるより、
事実を誤摩化さない大人が増えることが、若者に希望を持たせるのではないか。

 相変わらずの教育関係者の対応に
ヤジろべ〜は怒っている!!

上杉鷹山に学べ 1

 いよいよ選挙戦も終盤に突入した。
 相変わらずヒョットコは、脅威を感じる政党を批判し続けている。その言い草がフルっている。
 「あの主張はバラ撒きだ、我が党には政策がある」
 このご仁相変わらず顔を出す度に、馬鹿さをさらけ出しているようだ。
 竹下登の1億円から、つい先日の「さもしい給付金」まで、その場限りのバラ撒きしかやってこなかった自分の姿が見えていない。

 自民党、共産党、社民党、民主党etc いずれの党も、党首がしゃしゃり出るとイメージが悪くなる。特に社民党の福島は「自分こそ正義」と思い込み、他人の話を一切聞かない未熟者。
 ま、しょうがないか、彼女は弁護士出身で、弁護士って立場の人はほぼ全員が「自分は正義」と思い込んでいるんだもんネ!


 さて、日本は破綻している。
 この状況から脱却するには本当の行政改革を行う以外あり得ない。
 自民党も民主党も、二言目には「行政改革」とお題目のように口にするが、この言葉の意味が分かっていないのではないかと、疑わざるを得ない。
 信頼がおけるというか、改革を任せたいと思うのは、渡辺喜美ただひとり。
 なぜなら日本の歴史上行政改革を成功させた唯一の為政者、上杉鷹山の視点に似ているからである。

 そこで投票日までに数回に分けて、上杉鷹山の考えと行動を記していく。
 この言動と、今選挙カーから聞こえる声の内容・過去の実績を見比べれば、誰を選べばよいのか、ひとつの判断基準となるだろう。

 17歳の少年が数十年の歳月をかけて改革に取り組み成し得る足跡は、低迷する会社の改革とも十二分に通じるところがある。
 そういえば石川遼クンも17歳だな!
 17歳という多感な世代に与える刺激によって、その人の人生が輝くかくすむか、瀬戸際にあると思える。

 さて、
 以下内村鑑三の記した英文による「代表的日本人」を元に、鈴木範久が和訳し岩波文庫が出版している「代表的日本人」から抜粋引用する。


『上杉鷹山に学べ その1』

 ☆ 内村鑑三は上杉鷹山の功を例えて「治世は力でなく徳で行え」と説く
○ 私どもには進んだ政府機関があるにもかかわらず、天国におよばない点では、10世紀前の祖先の時代と少しも変わりないようにみえます。

○ .....むろん、いかなるかたちでも圧政政治はいけません。しかし投票箱のなかには、およそ圧政政治と名のつくものは全然入る余地がない、などと考えるのは軽率です。

○ 治世は制度ではなく、徳で行わなければなりません。いや、徳がありさえすれば、制度は助けになるどころか、むしろ邪魔であります。「進んだ政府機構」といいましたが、それは人を助けるためではなく、どろぼうを捕らえるためです。思うに代議政体は、一種のすすんだ警察組織です。
 悪党や泥棒はそれでうまく抑えられるが、どんなに大勢の警察をもってしても、ひとりの聖人またはひとりの英雄に代わることはできません。
  
続く